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陶芸

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河菜草 かわなぐさ

河菜草瀬戸真中古窯茶入、野田手。名物。『古今集』物名の部「かはなくさばたまの夢になにかはなぐさまむうつにだにもあかぬころを」の歌か命銘されています。もと神尾大和守元陳の所持で、その後寛政・享和 (1789~1804)の頃松平不昧の有となって...
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唐物耳付 からものみみつき

中興名物。漢作唐物茶入。手取りが軽く釉質は上手で、雅作精巧なものです。もと土屋相模守の所持、のち久しく江戸十人衆仙波太郎兵衛のもとにあり、1883年(明治一六)4月同家から小松宮彰仁親王に献じられました。(『古今名物類聚』『大正名器鑑』)
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川辺焼 かわなべやき

鹿児島県川辺郡川辺村(川辺町)の産。1902年(明治三五)頃熊本県八代高田焼より移った陶工上野某がこれを始めました。(『薩摩焼総鑑』)
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唐物装蹄 からものろてい

名物。唐物茶入。口造りが装蹄状をなし、総体に光沢が麗しく、無疵で景色の変化がおもしろい茶入。万治(1658-61)以前から大阪鴻池家に伝来しました。(『大正名器鑑』)
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川名焼 かわなやき

尾張国愛知郡川名村(名古屋市昭和区川名町)に産したものです。文政(1818-30)の頃壕仙堂川本治兵衛の門弟加藤新七がこの地に来て青花磁器の製造を始めましたが、瀬戸人の拒むところとなり、ついに銅版貼付絵を採用する条件で着手しました。そして磁...
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空焼 からやき

下絵付をした際、施釉前に空焼というものを行いました。最初下絵付に際し、素地の吸水性を防ぐため顔料中に油類を混ぜて毛筆で着画することがあります。また銅版絵付あるいは石版絵付において、顔料の粘着剤としてある種の糊または油類を用いることがあります...
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川登石 かわのぼりいし

愛媛県砥部磁器の普通原料。伊予郡砥部町川登より産し主として素地に単味として使用します。従来用いていた同地の砥石は、多く鉄分を含有し焼成の結果勁黒色となりましたが、1813年(文化一〇)向井源治は同地五本松字花畑に工場を開くやこれを遺憾とし、...
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唐擂茶 からるいざ

名物。漢作唐物茶入。銘茶の数十二。総地栗色中に甑の括茶だけが白く、その対照が景色のおもしろさを一段と加えます。もと土屋相模守の所持。その後干帥屋宗十郎、信州上田藩主松平伊勢守と伝わり、大正初年同家蔵器入札の際八千余円で名古屋早川周造家に入り...
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川原源助 かわはらげんすけ

明治期の鹿児島県竜門司焼の陶工。芳工の弟種饒四代の孫で、1881年(明治一四)頃竜門司焼の挽回を図りました。たまたま錦光山青木宗兵衛がこの地へ来てからは、彼に協力して大いに実績をあげました。(『薩摩焼総鑑』)
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唐千烏の印 からちどりのいん

薩摩焼白物の銘款。薩摩焼は島津氏の事業として起こり、特に白陶は藩侯の調度および贈答用ばかりに限られ外部への分譲は許されませんでした。陶工金和の時これを世間に分けようと請願しましたが、大白焼が当時珍重品であったために依然許可されませんでした。...