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填白・甜白 てんぱく

『匋雅』に「粉料を以て甕上に堆填し再び釉汁をかけたるもの之を填白といふ」とありますが、『飲流斎説甕』はこれに加えて「あるひは肌りて甜白とす、之を失すること遠し」と。また『景徳鎮陶録』には「謂ふ所の填白は蓋し純白の器にして画彩を填むべきもの。...
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天王寺屋伯庵 てんのうじやはくあん

名物。伯庵茶碗。大阪天王寺屋五兵衛所持。名古屋富田重助蔵。(『大正名器鑑』)
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填泥 てんでい

一種の象嵌です。素地上に型紙を当て文様を針先で掘り抜き、その後別種の土を押し込み、余分なところを掻き取れば内外両面に共通な文様ができます。文様と素地とに同色の土を用い文様の方を半透明にするとか、また文様には異色の土を用い不透明または半透明に...
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天長山茶碗 てんちょうざんちゃわん

名古屋城内に鎮座している東照宮の別当尊寿院を山号天長山と称します。旧藩の頃、毎年4月17日の東照宮大祭の時に用いる茶碗を尾張家から瀬戸の陶工に命じました。これを天長山茶碗といいます。創始の年暦は不詳。陶質は粗髭であるがおのずから雅致があり、...
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天中和尚 てんちゅうおしょう

肥後国(熊本県)天草の東向寺の僧。もと尾張国愛知郡菱野村(愛知県瀬戸市大字菱野)の人で、十一歳の頃瀬戸の加藤武右衛門のもとで陶工の徒弟でしたが、のち僧となり愛知郡一色村(名古屋市緑区鳴海町字一色)の神蔵寺におり、のち天草本村新休(天草市本町...
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天壇青 てんだんせい

中国北京の天壇の屋根瓦に似た紺紫の釉色。洋紫とも称します。清朝乾隆年代(1736-95)に唐窯で発明された釉色であるといわれます。(『支那陶磁の時代的研究』)
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伝蔵 でんぞう

京都の陶工。寛永年間(1624-44)孫兵衛と共に藤堂高次に招かれて、伊賀焼に火加減・釉薬の法などを伝えました。藤堂家の古記録には「大通院様御代寛永十二年乙刻の春伊州丸柱村之水指御物好に而焼せられ京三条の陶工孫兵衛伝蔵両人雇ひ呼寄所之者火加...
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伝世品 でんせいひん

製作当初から世間に伝えられたものを伝世品と呼びます。伝世品は永らく人との交渉を保っていたために、火間的な潤いと味があり、発掘品などには見られない艶やかさがあります。そのため、鑑賞価値が高いです。
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天青 てんせい

藍色の最も淡いのをいいます。天青の一色は中国北宋に始まりました。柴周の遺製は求めてもなかなか見つかりません。宋から明まで代々天青をつくる者がいました。清朝の康煕(1662-1722)・雍正(1723-35)に至ってそれらを集めて大成し、幽筒...
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道阿弥肩衝 どうあみかたつき

大名物。漢作肩衝茶入。大寂びの茶入で、甑際に一線を巡らし、胴に沈筋一本、肩先から滝のように掛かった飴色の釉なだれは裾のあたりに至って次第にすぼまり、末は蛇娼釉を交えて盆付までだらだらと流れ、露先は厚く玉を成しています。このほか茶入全面に白鼠...