金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。
お話

転心瓶 てんしんへい

瓶の腹際が彫り透かされて両面洞見し、瓶内にさらに一瓶があり、よく転動します。美術彫刻の象牙の球に似ています。このようなものを転心と名付けています。これは中国清朝内府の珍賞の品で、『匋雅』はこれを套環転動瓶と名付けましたが、煩雑なので古物保存...
お話

天神森窯 てんじんがもりがま

佐賀県西松浦郡有田町曲川字南川原の古窯。窯跡は天満宮の裏山にあり、ここはかつて酒井田柿右衛門が竹原五郎七(高原)と連合して土焼より石焼に移り、また三川内(長崎県佐世保市)の今村三之丞などもひそかに磁器の法を得たところと推定される窯場です。(...
お話

篆書款 てんしょかん

篆書款は中国清代の乾隆年代(1736-95)から次第に多く行われ、嘉慶(1796-1820)から同治(1862-74)にかけて最も盛行した。楷書の款は時たま見かけるにすぎません。篆書款には二種あり、一つは無辺閑字で紅字あるいは藍字のもの、い...
お話

天主岩窯 てんしゅがんよう

朝鮮黄海南道甕津郡天主岩の古窯。俗にいう北三島、または北の三島刷毛目という三島類を焼いた窯ですが、その製品の品位は下です。(『陶寄』)
お話

転鋳 てんしゅう

瓦器をわざわざ煉らせて黒鉛のような光沢をもたせること。その手段としては、窯の頂上に平面的なところをつくっておき、その四周を弦起させて、ここに焼成のある時機を見計らって水を注ぎます。これは燃料によって発生する炭化水素ガスの生起を盛んにし、それ...
お話

転写 てんしゃ

大量生産の絵付法で、文様を特殊な転写紙に彩料または釉料で印刷し、器面に二スまたはゼラチンを塗布し、その上に転写紙を貼って紙上をこすり文様を転写する方法。転写印刷は初めは銅版または石版によりましたが、近代はジンク版またはアルミ版が普及してきま...
お話

天竺井戸 てんじくいど

『和漢茶誌』に井戸茶碗はインドの産であるとし、『陶器考』もこれに賛意を表し、古井戸・青井戸・井戸脇の青く堅いものは東インドの作で、すなわちこれが天竺井戸であり、その他の作は高麗であるといいます。現在諸家は井戸茶碗は朝鮮の産であるとしますが、...
お話

天字耀 てんじかん

耀の底内に一天字を題することが中国清代の康煕(1662-1722)に盛行しました。これを天字耀と呼びます。また雍正(1723-35)にも天字の小耀かあります。(『匋雅』)※てんしかん
お話

天子耀 てんしかん

中国清朝康煕(1662-1722)年製の耀で底に一天字の款のあるもの。青花のものが多く、山水の絵が尊いとされます。康窯の底に天字のあるものは瓶にも耀にもどちらにもありますが、後年耀がもっとも立派なものとされました。(『飲流斎説甕』)※てんじ...
お話

田香焼 でんこうやき

豊前国田川郡今任村(福岡県田川郡大任町)の陶器で、自得より与えられた田香の銘を捺したといわれます。また同郡香春村(香春町)で焼いたので田香という印を用いたともいわれます。一本には「蓋し安政初年にして茶器なるが如し」とみえます。(『本朝陶器孜...