陶芸のお話 唐津向付造り 牛篦使用 唐津の牛篦で向付を造るこの牛箆(ギュウベラ:牛の舌のようなヘラ)一つで色々な形の向付けが製作可能です。古唐津の向付け、特に茶道の懐石に使われたり織部好みだったりする唐津向付はこの様に作られたと言って過... 2018.06.20 陶芸のお話
陶芸のお話 唐津茶碗造り 牛篦使用 唐津の牛篦で茶碗を造る唐津に伝わる牛箆(ギュウベラ:牛の舌のようなヘラ)を使用した唐津茶碗の作り方で、土を延ばすやり方から形を作る祭の見込み内を出来るだけ土を締めて作るやり方やまた口造りも牛篦と指で押... 2018.06.19 陶芸のお話
古陶磁先生 絵唐津鳥紋四方向付(武雄系唐津 内田皿屋窯) ◇絵付けの分析絵の描き方で古唐津全般に言えることはいわゆる一筆書きで描かれています。初期の頃は細い線や太い線など一本の筆で描いていますがだんだん慣れてくると絵師のような描き方になっているようです。この... 2018.05.29 古陶磁先生陶芸のお話
古陶磁先生 絵唐津沓形茶碗(松浦系唐津 甕屋の谷窯産) ◇沓形茶碗造りの分析そもそも古唐津は朝鮮陶工の手によって作られたのが殆どだが、造形やデザインなどは日本人によって注文され生産されたと考えられる。この器は当時流行っていた織部好みの変形茶碗を模した茶碗を... 2018.05.23 古陶磁先生陶芸のお話
古陶磁先生 黒唐津叩き矢筈口水指(松浦系唐津 市若窯産) ◇叩き技法の分析下図の陶片は水指の矢筈口の鐔の所ですがこれを見定めすると分かったことですが叩き締めて形を形成するときには一切水を使ってない事と箆だけで押し締めて形作るようです。訳は矢筈口の押し曲げた内... 2018.05.22 古陶磁先生陶芸のお話
陶芸のお話 陶芸家から見た古陶磁の見解 陶芸家から見た古陶磁の見解古陶磁を制作した陶工達と同じ視点から考えるとどの様に制作し焼成したかが見えて来るものですから、それを参考に今後の創作活動に影響を与えられればと思います。また、これらの見解は個... 2018.05.21 陶芸のお話
古陶磁先生 絵唐津松紋四方向付(松浦系唐津 焼山窯産) ◇絵付けの分析絵柄の描き方について、松の花と木賊は穂先より筆を入れ付け根や根元まで力強く描いている。だが草の紋様は根元より筆を入れ葉先へ描き葉先で抜かさず少し止めている。これは毛筆の描き方と同じで直線... 2018.05.21 古陶磁先生陶芸のお話
陶芸のお話 古唐津陶片と焼成土との比較 古唐津陶片・焼成土古唐津陶片と焼成土との比較古唐津陶片と焼成砂岩古唐津陶片の拡大図焼成砂岩の拡大図1)図は左上が古唐津帆柱窯ぐい呑陶片で割れた断面と右下が「土の造り方」で説明に使った砂岩をその塊のまま... 2018.03.03 陶芸のお話
陶芸のお話 焼き物を科学する 焼き物を科学するPotter Science別ページ「土の造り方」の「土石類の成分の理解」で説明しましたがもっと詳しく科学的に理解を深めて頂きます。別のページ「土石原料の化学分析値」(pdf)は、私が... 2017.02.28 陶芸のお話
陶芸のお話 ぐい呑の造り方 ぐい呑ぐい呑の造り方ぐい呑みの場合お茶碗と違い生地となる土を焼き〆たほうが使い勝手が良くなると思います。茶碗はお点前の時に水に通して準備したり、お湯に通して点てたりして生地に水分を含ませますので焼き締... 2017.02.23 陶芸のお話
陶芸のお話 上薬の作り方 上薬の原料上薬の作り方glaze土の作り方も別ページ「土の造り方」で説明をしました「土石類の成分を理解する」の成分、「珪石分」「アルミナ分」「アルカリ分」を理解して頂くと土造りの延長線に釉薬作りがある... 2017.02.21 陶芸のお話