赤羽焼ともいいます。長野県上伊那郡辰野町赤羽の産。糸取鍋が主製品。1921年(大正十)当時の製造家は四戸(このうち有賀春太郎を最大とする)、産額三万円。ここの糸取鍋は信楽よりも早く起こったといわれます。(『北村弥一郎窯業全集』)