沖縄の陶器の一種。腰瓶とも呼びます。同地方の人達が泡盛を入れて携帯した酒瓶。現在は用いていないようです。両方の耳に紐を通して肩に掛け、裏面の湾曲部が腰に添うようになっています。これは水瓶に類するものであって、南洋の土人の中にもこれと似た各種のものがあるといいます。タチョン朝鮮語で茶鍾のこと。(『朝鮮陶磁名考』)