岩松平吾 いわまつへいご

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

肥前有田上幸平の窯家。
膳付物食器および茶器をつくり、それらの素地着画の意匠などにすぐれていました。
事業長じ信用があり晩年業を子に譲り、有田泉山磁石場の監督に当たって古来乱掘にまかされていた坑区を整理して面目を一新しました。
1890年(明治二三)7月没、六十四歳。
各山の窯家がその功績を記念するため泉山磁石場に石碑を建てました。
その子孫は大正の頃経営が振るわずついに廃業。
(寺内信一)

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