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鶴田 純久の章 お話

出雲国意宇郡乃木村(島根県松江市乃木)の陶器。
天明・寛政(1781-1801)の頃、もと因幡藩士で当時松江の開業医であった一条来翁の出資によって始まった。
しばらくして長門国(山口県)萩から細工師与之助ら四人を招き、また後援者出雲藩士山門吉太郎の工夫で次第に精良のものをつくり出したが、与之助の門人住右衛門が松平不昧の命で楽山窯に赴いたため次第に衰微しました。
なお同じく与之助の門人利吉・平八はのちに布志名(八束郡玉湯町)で開窯しました。
(『出雲陶窯』)

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