川登石 かわのぼりいし

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鶴田 純久の章 お話

愛媛県砥部磁器の普通原料。
伊予郡砥部町川登より産し主として素地に単味として使用します。
従来用いていた同地の砥石は、多く鉄分を含有し焼成の結果勁黒色となりましたが、1813年(文化一〇)向井源治は同地五本松字花畑に工場を開くやこれを遺憾とし、ついに川登の川底に白色の岩層を発見して採用の結果、磁質の改良に成功いました。
その土は淡青白色で、以来多く用いられるようになりました。
(寺内信一)。

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