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鶴田 純久の章 お話

中国景徳鎖における窯器の最も精良なものを官古と称します。
式は一様でないようです。
明代に始まります。
諸質料を選び精美細潤なることは廠官器と同様で、官用に用いられます。
それ故に官と称します。
嘉慶年間(1796-1820)の官古器に混水青というものや淡描青というものかおり、兼ねて古名窯の拗に倣うものもあります。
宋の汁京(河南省開封)および杭州(浙江省)の官窯と見誤ってはならないようです。
(『景徳鎮陶録』)

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