観古図説 かんこずせつ

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

書名。
全九巻。
陶器之部七巻、城郭之部一巻、瓦之部一巻。
1877年(明治一〇)蜷川式胤が著したもので、東京丸の内(千代田区)の邸内楽工舎で印刷されました。
本書中陶器之部には別冊として独文・仏文の訳解があるので有名。
各地古窯の実地踏査記があり、また各器物について科学的記述かおり、後進に役立つところが多いようです。
陶器の画は亀井至一が描き、彩色は一枚ごとに川端玉章が丹精したもので、日本印刷史上よりみても石版印刷の始祖というべきものです。

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