Dish with design of figures on the veranda, enamelled ware
Mouth diameter 22.3~23.1cm
高さ3.9cm 口径22.3~23.1cm 底径17.0cm
全体厚手に成形された大振りの中皿で、口部をまるく高台はやや高く内部を平らにし、渦状の削りあとを残した、古九谷様式では他に例を見ない台皿であります。見込には、懸崖の樹木の下に五人の唐美人が語り合う図を描いています。赤、緑、紫で衣服を彩っていますが、その配色が高雅であり、人物の動きがよくあらわされています。まわりに紫の円圏帯文、口部には単純な七宝文をめぐらしています。