有田 ありた

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鶴田 純久の章 お話

 有田(ありた)焼は焼き物の中で磁器の分野に入ります。
いわゆる焼き物のうちで最も高貴で,陶芸では到達しうる最高級品であるといわれている磁器であります。
そのままで磁器となる陶石、泉山石の発見により、日本磁器発祥の地である有田では、伝統的な手法で無数の名品をつくってきました。
現在では、伝統の美術工芸品や食器は勿論(もちろん)のこと、磁器の特性を生かした新しい分野の建築用タイル、化学工業用磁器、高圧碍子(がいし)などをつくられています。
最近では、工学的に分類された、いわゆる天然原料を全く使わないニューセラミックスも開発されています。

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