鍋屋吉兵衛 なべやきちべえ

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鶴田 純久の章 お話

加賀国(石川県)の陶画工で松下堂文篁と号した。
父丈助は松下堂黄彰と号し文政年間(1818~30)若杉窯および吉田屋窯の絵付をした。吉兵衛に至って1840年(天保一一)金沢に移り民山窯の陶画を付け、のち嘉永年間(1848~54)金沢小立野の辰巳屋小兵衛に招かれて石川郡熊走村窯(金沢市熊走町)を開き人物などの赤絵を付けた。内海吉蔵はその子である。(『九谷陶磁史』)

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