越中国城端(富山県東砺波郡城端町)の産。1792年(寛政四)頃この地の荒木和助によって始まりました。和助は五牛または直暢と号し、絵画・彫刻にすぐれ、かつては加賀藩御用唐津師でありました。その子の豊長も甫牛と号して製陶に従事したといいます。(『越中製陶史稿』)