ゼーゲル磁器 ゼーゲルじき

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

普通に硬磁器と認められている磁器の一種でありますが、実は真の硬磁器と軟磁器との中間体であります。
1886年にゼーゲルが日本の磁器を模倣して創製したもので、粘土質物25パーセント、石灰45パーセント、長石30パーセントで組成されます。
その物理的性質はわが国の磁器とは非常に異なり、半透明性が少なく、硬度は低く、脆くて多少黄味を帯びています。
碍子・ラスタ一磁器・人形の頭などに使用されます。

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