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鶴田 純久の章 お話

器物を畳の上で擦り動かしたために底部に生じた擦れ傷のこと。
軟陶のものは畳の摩擦によって糸筋のような傷を生ずることがあるようで、器の底部糸切は鑑賞の対象として重要な部分なので、茶道具の底を畳に着けて擦り動かすことは茶人の非常に嫌うところであります。

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