兜巾高台 ときんこうだい

Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話

高台の中央部が突出して山伏が頭につける兜巾に似た趣のある高台。
すなわち陣笠を伏せたような形に高台内部を削ったものです。
これは茶碗の内底の茶溜まりと並行した自然にかなった形で、もし反対に高台内を摺鉢状に削れば、不自然であるばかりか底を削り抜いてしまう恐れが多分にあります。
トク

前に戻る
Facebook
Twitter
Email