尚八焼 なおはちやき

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鶴田 純久の章 お話

讃岐国志度(香川県さぬき市)の人堀尚八が高松に移って焼いたもので、作風は庸八に似ています。
「明治十六年2月通大堂尚八作之」の銘のある器が残っています。
通大堂はその号。
一説に尚八は姓を岡田、通称次郎三郎といい、その初期の作は尚一で知られるが器には一貫して尚八の銘を用いているとあるようで、また庸八の兄弟で富田(同郡大川町)の大ともいふ。
(『日本陶器目録』『讃岐陶磁器史稿』)

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