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鶴田 純久の章 お話

物を載せる台。
中国清朝景徳鎮窯の文房具に磁製の秘閣があります。
『茶具図賛』にみえる秘閣はわが国の高茶台に相当します。
『考槃鯨事』に曰く「長様の古玉塙を以て之を為る者あるようで、近ごろ玉を以て嫡文臥□、梅花等の様を碩す、長さ六七寸の者紫檀を以て花を難する者あるようで、竹を以て花巧人物を離する者あるようで、倭人の造る黒漆の秘閣あるようで、圭の如くにして元、首は方、下の潤さ二寸余、此梢や虚起す、字黒を惹すを恐る、長さ七寸、上に金泥の花様を描す、其質軽くして紙の如く秘閣の上品と為す」とあります。

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