福州青磁 ふくしゅうせいじ お話marusankakusikaku X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.07.242023.09.16 北中青磁ともいいます。磁胎の純白な一種の青磁で、底足内に白釉が掛けられているので裏白手ともいいます。南京手と同じく中国明末清初の景徳鎮窯で焼成され、山越えして福州に運び、そこから輸出されたのでこの名かおります。中国産の青磁のうちでは最も下手なものの一つで、わが国には文政・天保(1818-44)頃に多く舶載されたと伝えられます。(『青甕説』『青磁につきての考察』)