名物。金華山茶入、広沢手。茶入の景色が枝の繁った松蔭のようなのでこの銘があります。もと小堀家にありました。小関庄次郎(1694・元禄七年)、大阪広島屋権三郎(1808・文化五年)、尾張国(愛知県)川村与兵衛と伝わり、1818年(文化一五)関戸家に相伝しました。(『大正名器鑑』)