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山広窯 やまひろがま

愛知県瀬戸市北新谷、乗越にある丸窯の窯名。
この地域は瀬戸の丸窯の群集していた所でありますが、その中でもその最も代表的な窯でありました。
幕末の頃加藤広蔵が築造しました。
広蔵はこの丸窯の第一室から第七室までを築きましたが、間もなく第一室から第四室までを取り去って第五室を第一室にしました。
それだけ第一室を大きくしたのであります。
その他の丸窯もこれに習って第四室以下を取り去りました。
そのために瀬戸の丸窯に限って第一室を「五の間」と呼んです。
山広窯は大正年代には「五の間」から「十四の間」まで、十室まで伸びて、1944年(昭和一九)の三河地方の地震で崩れて亡びました。

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