高さ17.9cm 口径12.7cm 底径16.2cm 伊賀の重餅水指に似た作振りであります。口部に斜めに鋭く面を取っているのが印象的であります。口部から胴の一方にかけて灰釉が降りかかり、土膚は赤く焼き締まっています。底はいわゆる下駄底である、慶長年間前期の作ではないだろうか。