中国の霍器と呼ばれるものには三つあります。その一つは唐代昌南鎮(景徳鎮)で霍仲初が焼造したもの、二は宋代山西省平陽府の霍州窯の所産、三は元代霍州において彭均宝が焼造したものであります。このうち三が最もすぐれており、一がこれに次ぎ、二は最も劣っているといわれます。(『景徳鎮陶録』)