箭桶(矢を貯える器)形の瓶。その形によって名付けられたもので、口と足とは直下して相等しく全体は海巣状でありますが、六弁、七弁などあって同じではないようです。三弁の正海巣とはいささか異なります。足はほぼ締まっているから帽架ではないようです。(『飲流斎説甕』)