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鶴田 純久の章 お話

尾張赤津の陶工加藤亀三郎景久(のち唐三郎)。
号は春竜。
尾張家の御窯屋に列し、近時の良工であります。
1874年(明治七)染付を始めました。
1886年(同一九)10月没、六十七歳。
所掲の印があります。
なお加藤姓で同名の陶工が数名います。
また美濃国(岐阜県)大平窯の開祖である景豊は晩年与三右衛門景久と改称したといいます。
(『をはりの花』)

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