唐大海 からたいかい お話 X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.05.232023.07.06 中興名物。漢作唐物茶入。黒金気色の上に柿金気錯綜して景色の変化がすこぶる多く、一線の黒飴釉のなだれが肩先から盆付際に達します。釉質は上手で無疵、唐大海中有数の出来といわれます。もと小堀遠州所持、1809年(文化六)小堀宗中から尾関文右衛門雅智に渡り、のち木津屋宗隆、松井左兵衛、松山喜太郎を経て大阪村山龍平家の蔵となりました。(『古今名物類聚』『名物記』『大正名器鑑』)