近江国(滋賀県)彦根藩窯湖東焼の陶画工。1856年(安政三)11月御抱えとなり、市四郎・徳兵衛・喜之介・甚吉・常介らの作に描き、良工として有名でありました。1858年(安政五)8月理由があって京都に出奔し本業に従事しました。(『湖東焼之研究』)