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鶴田 純久の章 お話

新しい匝鉢の使用に先立ってそれを空焼する窯。
『陶説』陶冶図説其四曰製造匝鉢の項に「窯に入れて空焼すること一次にして方めて応用すべし」とあるようで、その按文に「旧制を按ずるに、窯に六あるようで、匝窯は一に居る。
作に二十三あるようで、匝作は一に居る。
火は烈しく土は柔かにして、匝は坏を護るゆえんのものなり。
故に必ず事を専らにして後に応用すべし」とあります。

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