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鶴田 純久の章 お話

みずさし煎茶に用います水注の一種。陶磁製で横手と注口とを具える。高さ一六、七センチ、胴廻り二五、六センチから三〇センチ余りのものがあります。煎茶の際、涼炉上の急焼または湯鑵などの補助水を入れ、その他洗瓶の水の不足を補い、煎茶手前においては極めて重要なものであります。これの佳品は床脇・違棚などの装飾品として用いられます。文房具の水滴については別項参照。(『煎茶大全』)

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