Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話

土師器 丹彩高杯

土師器 丹彩高杯

Haji ware: stem bowl painted in vermilion. Excavated at Funada Site, Hachioji-shi, Tokyo. 6th century. Diameter at mouth 21.4cm. HachiojiMunicipal Museum of Local History.
東京都八王子市船田遺跡出土
6世紀
高さ17.5cm 口径21.4cm 底径16.0cm
八王子市郷土資料館
 高杯は甕とともに弥生式土器以来の最も基本的な器種の一つです。6世紀に入りますと、上杯部の腰の稜が消えて丸くなる傾向が出てきます。本器は大形の高杯で、内外面に丹 (酸化鉄)を塗っており、祭器など特殊な用途に用いられたと考えられます。

前に戻る
Facebook
Twitter
Email