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鶴田 純久の章 お話
宝珠硯
宝珠硯

Ink slab in the shape of hōshu (sacred pearl), Excavated from Sanage Ceramic Kiln, Aichi. 8th century. Diameter 16.5×14.3cm.
愛知県猿投窯出土
8世紀
高さ2.5~3.6cm 径14.3×16.5cm
 宝珠硯は、円面硯と風字硯の移行期に猿投窯においてさかんに焼かれた尾張の特産物ともいうべきものです。周囲に深い海を設け、縁帯は陸の面より高いです。裏面の前に一箇、後に二箇 箟削りによる多角形の脚を付けていて、わずかに前が低くつくられています。

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