高さ9.6cm 口径38.7cm 高台径11.0cm 梅沢記念館 これもまた数少ない大皿の一つで、やや厚手に無造作に轆轤びきされている。高台は小振りに削り出され、畳付は片薄である。見込全面に枝垂柳らしい絵を描いているが、葦と見る人もいる。細い線がよくのびて軽快な趣の筆致である。高台回りを除く内外全面に土灰を含んだ長石釉がかかっている。甕屋の谷窯の作であろう。