Shigaraki ware: jar. 15th century. Height 20.6cm.
15世紀
高さ20.6cm 口径7.0cm 胴径17.1cm 底径12.5cm
いわゆる種壺と呼ばれる小形壺の一種ですが、その形に因んで蹲(うずくまる) と呼ばれ、早くから花入として茶人の間でもてはやされています。二重口縁の胴長のタイプです。紐土巻き上げづくりで、肩に太い箟彫りによる檜垣文を繞らし、その上に三の印を前後に配します。焼成はきわめて良く、明るい茶褐色の器面に淡緑色の自然釉がかかった蹲の優品です。
