高さ7.6cm 口径6.4cm 高台径3.9cm すんなりと立ち上がったやや大振りのぐいのみで、 胴に描かれた草文様も風情があり、 絵唐津のぐいのみのなかではもっとも優れたものでしょう。 阿房谷窯の作ではないかと推測されています。
十七世紀初期 阿房谷窯高7.6 径6.3やや鉄分のある土で、轆轤による成形。筒状につくられ、高台は竹の節形に削られています。もとは小形の向付につくられたと思われますが、いまはぐい呑として使われています。鉄砂で簡単な草と蔓草文が表裏二面に描かれています。