中国製赤絵磁器のことで、南京は中国のことを漠然と称したものらしいです。しかし明代の赤絵のうち下手物には古赤絵の名があります。
また別に呉須赤絵というものもあります。
赤絵南京と呼ばれるものは普通清朝の康煕・雍正(1662-1735)頃輸出用につくられた赤絵磁器の称で、照りの多い乳白の薄胎に繊細な赤絵を付けており、皿の類には口縁に鉄砂をひいたいわゆる口紅のものが多いようです。
※なんきんあかえ
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