空中芋頭水指 くうちゅういもがしらみずさし

空中芋頭水指 くうちゅういもがしらみずさし
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話
空中芋頭水指 くうちゅういもがしらみずさし
空中芋頭水指 くうちゅういもがしらみずさし

本阿弥空中作。
この水指は手造りで、素朴な薄釉がかかります。
焼けの柔らかな感じで、外面に箆で皮をむくように何段かの帯を削り出し、これがかえって本職陶工の思いもつかぬ効果をあげています。
べた底に特有の釘彫りで「空中」の銘があります。
松平不昧の『雲州蔵帳』に「空中芋頭、伏見屋、金「百両」とみえます。
不昧は空中を喜び、出雲焼でもこれを写しています。
空中は光悦の孫で、光悦の多芸に学び、陶芸はじめ彫刻・絵画などの余技をもち、「寒月」の茶碗や空中信楽などの名を残し、天和二年(1682) 82歳で没しています。
【付属物】替蓋―三
【寸法】 高さ:19.3 口径:10.0~11.1 胴径:20 底径:10.3~11.0 重さ:1720

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