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染付 張甲牛

染付 張甲牛
染付 張甲牛

伝来
平瀬家

寸法
高サ4.6cm
口径4.0cm
胴径4.7cm
重サ92g

 これは、「張甲牛」とよむ。
 甲がふっくらと張りあがり、そこに牛が一頭えがかれているので、こうした名称がうまれたのである。
 この香合の牛は、うずくまっている。ときに図版に見るのとは反対向きにえがかれたものもある。
 この種の香合は、数多く伝来するところから見ても、日本からの注文によるものと察せられる。
 横面は、花菱つなぎ文が全面にえがかれて、裏に「火土」の色よくあらわれたものは、この文様と藍色と程よく対照してまことに美しい。だから香合として形も扱いよく、広間にも小間にも好評となっている。何人の好みであろうか。
 この香合は、やはり平瀬家の伝来である。松平不昧も、塗物でこれの写しを好んで造らせ愛蔵している。

染付繫丁子
染付繫丁子

染付繫丁子
(蓋表見取図)宝尽し文様めでたき図柄他に型替りもあり 参考品

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