
寸法
高サ3.3cm
口径6.2―6.6cm
底径4.9―5.1cm
重サ80g
所蔵者
東京 畠山記念館
この荘子香合は、叭々鳥香合と同じく古作である。
「荘子」と称されるように、胡蝶一羽を図案として、蓋表の正面にえがき出している。
中国では、ふるくから染付の文様に、高士の故事を主題としている。この胡蝶の文様もこの意にそって、荘子が夢に胡蝶になったという故事をえがいたものと解してよかろう。
かつては文房具の一つではなかったかと想像される。
品格のよい清楚な香合で、中国の文人の座右におかれたものではなかろうか。
茶人がこれを香合としてもっともよろこぶ理由はそこにある。
きずの少ない完璧なこの種の香合はまれで、筆者はこれまで、きずのあるものとともに四点より見ていない。
「身」の廻りに、小さな羊花文がえがかれている。


染付分銅荘子
同分銅鶴 同分銅蝶あり染付荘子香合は蝶の絵あり。蝶を分銅に取り替え描きたるにより名づく 参考品
染付犬荘子
染付荘子香合には蝶の絵がある。それに替って犬を付けたので、このように名づけたのである。 参考品



