


寸法
高サ4.5cm
口径5.5―6.0cm
重サ94g
この香合は、形物香合番付の前頭筆頭に記載されているものの本歌といわれているものである。
形は小作にて、玉のように手頃で、香合として最適のものである。釉色はことにうるわしく焼成されて、葉形一枚が盆付におかれ、葉の軸が表に浮き出しになっている。
筆者は、桃の形物の香合は、他に二つしか見ていないが、二つともこれと形がわずかにちがっている。
これは、形物香合のなかでは異例の作である。しかも、大形はほかにあるが、青磁の窯を異にする別種のもの、すなわち形物以外のものである。
これは、名古屋の地で、ふるく高名をはせていた逸品ものである。

青磁一葉
番付上位にあり 参考品



