
寸法
高サ5.1cm
胴径6.3cm
底径4.1cm
重サ113g
呉須赤絵四方入角というのは、四角の角が入りこんで、八角のようになった形で、胴まわりがややふくらんでいる、呉須窯のもつ特有の形で、日本ではふるくから葉入角とも書かれたものがある。
この形は、交趾の台牛にもあって、これは、上絵擦釉の赤と青とをもって、総体に花文をえがいているが、まれには兎の絵などを蓋表にえがいたものもある。
ふるい呉須香合は数多く渡来しているので、わが国のみならず、諸国にも輸出されたものと想像される。
もともとこの種の器は、中近東諸国に需要があってさかんに輸出すべく製作されたもので、元来は、なにかの薬器として使用されたものと思われる。
この種のもののなかに、さらに丸型の大小幾種かの香合がある。 茶人はそのなかから、もっとも美しいでき上がりのものを選んで香合に用い、殊に小丸と称して最小形のものが愛玩されているのである。

呉須赤絵 中丸
大丸数多く文様いろいろ 次点のものなり 参考品



