


寸法
高サ3.3cm
口径6.7―8.7cm
重サ60g
この香合も、前にあげた「鶴文螺鈿香合」と同じく、高貴の女性の化粧道具の揃え物の一つで、手箱中におさめられていたものであった。時代は、蒔絵香合の最古のものに属している。
この香合の形は、長角、錫縁で、梨地に松喰鶴文様が螺鈿と蒔絵で配置されている。
蓋と身のうちは梨地に小松の蒔絵がちらされている。
表面は手なれのあとがあらわれて、味わいもよく、前掲の香合と双璧のように評判されているもので、この種香合の最古のものといえようか。
日本