
付属物 箱 桐白木 書付 小堀遠州筆
添状 二通 呼屋宗左より三井八郎兵衛あて 了々斎宗左筆
玄々斎宗室記録
添軸 二 沢庵宗彭筆 江月和尚筆
巻物 大心和尚筆
寸法
高さ:26.2~27.1cm 口径:11.1~11.5cm 胴径:11.9cm 重さ:308g
「尺八」といえば一尺八寸あるものとだれしも一応は思うのであるが、これは八寸五分しかない。
利休は、「尺八」と銘したのは、一休和尚の楽器尺八の頌の故事によると秀吉に答えている。
前述したように、これは小田原陣中、韮山竹をもって利休が切った三花入の一で、花窓はなく一節を中所より下に残し、後方に釘穴あるのみのきわめて無造作なもので、この形を尺八とよぶこととなった。
利休から秀吉に献上した当時は秀吉も喜んだが、翌年利休自刃ののちは、秀吉再び用うる要なしと、これを投げうってこわした。それを山岡宗無がもらい受け、次に堺の豪商伊丹屋宗不に伝わり、中村市左衛門家から三井八郎右衛門にはいり、諸家の手をくぐって、今は関西の某家が所蔵している。
箱 桐白木 書付 小堀遠州筆
尺八花筒
箱書付 沢庵宗彭筆
句従載到两以ま尺
八寸中道今此
么事一其一出三千只此
绝云音
箱蓋裏 書付 了々斎宗左筆
利休作 尺八入
深谷宗巴同和南秀吉公へ進
上之面折被申候
其後山岡道仙頂戴之堺の伊丹屋
道朴同伊丹屋宗不へ伝来有之
右天下之重宝名物而己也
了々斎(花押)


