祥瑞袋形水指 しょんずいふくろがたみずさし

祥瑞袋形水指 しょんずいふくろがたみずさし
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鶴田 純久の章 お話
祥瑞袋形水指 しょんずいふくろがたみずさし
祥瑞袋形水指 しょんずいふくろがたみずさし

共蓋 祥瑞水指には四種の形があります。
これは蜜柑の手に属するものですが、姿がやや平形であることと、摘みが竹の節様であることから袋形としたも ろう。
絵は山水・朝顔風の蔓草・二重丸文中の騎馬人物、また蓋裏には放射文中に松竹梅を描き、あとは祥瑞特有の繋ぎ文で埋めるなど、まことに自由自在なものです。
青藍色の発色もすこぶる鮮やかな逸品。
祥瑞には水指のほかに茶碗・香合・各種の会席器があって、従来の佗び道具になかった風麺をもたらしたのです。
【付属物】箱―黒塗金粉字形
【伝来】 加藤半蔵庵
【寸法】 高さ:16.8 口径:14.0 胴径:21.2~24.1 底径:11.6 重さ:2570 蓋:400

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