高取焼手付干網絵水指 たかとりやきてつきほしあみえみずさし

高取焼手付干網絵水指 たかとりやきてつきほしあみえみずさし
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鶴田 純久の章 お話
高取焼手付干網絵水指 たかとりやきてつきほしあみえみずさし
高取焼手付干網絵水指 たかとりやきてつきほしあみえみずさし

「遠州高取」といわれるもの。
この水指は「綺麗寂び」としての小堀遠州の好みをよく表現し、手付けの洒落た姿に美しい高取釉をかけ、これに柔らかな筆致で干網にの絵を描いています。
土味細かく粘りがあり、すべて温雅で上品な水指。
遠州高取は、黒田長政に従帰した朝鮮陶工高取八蔵が、寛永七年(1630) 嘉穂郡白旗山の麓に移窯してからの作で、瀬戸系の陶法を入れ、忠実に遠州の好みに従い、気品ある独特のものを製出した。
ここの種の絵のあるものを絵高取ともいいます。
古高取にはまた名物茶入が知られます。
【付属物】内箱 桐白木 外箱 桐白木
【伝来】片桐石州―毛利家
【寸法】 高さ:14.5(手付けなし) 口径:17.3~20.0 底径:14.0

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