石黒道提 いしぐろどうてい

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

室町時代中期の茶匠。
珠光の高弟。
もと奈良千福寺の僧官で管領畠山政長に属しましたが、のち官をやめて京都の干本に隠棲しました。
好みの茶壺を米四十石取りの田地と交換に手に入れて茶事に専念しましたので、足利義政はこれを懇望して東山御物の中に加え四十石という異銘を付けたといいます。
また道提が小庵の露路に植えた桂を義政が所望して東山山荘に植えたのを道提桂といいます。

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