司饗院 しよういん

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

朝鮮李朝の官署。
『経国大典』に「司饗院は御膳を供し及び間内の餓筆を供する事を掌る」とみえています。
この官署は1393年(太祖元)に設けられ、初めは司饗房といい七代世祖の時に司饗院と改められました。
司喪院官は諸道に出張して磁器を監造しましたが、のちには京畿道広州の磁器所のみに限られるようになったようで、また広州磁器所は司饗院の分院の義から分院と呼ばれることとなったようであります。
(『李朝実録』『青丘学叢』)

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