仁寿府 じんじゅふ

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鶴田 純久の章 お話

朝鮮の三島手の器皿に仁寿府の記号のあるものがあります。
これは李朝二代から七代までの間に存続した官筒仁寿府の用器であったことを記したものです。
まれに高霊・彦陽などの地名を冠したものがあります。
それはその器皿を熔造した磁器所の所在地を示すものであります。
(『陶磁』七ノ二)

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