越中屋平吉 えっちゅうやへいきち

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鶴田 純久の章 お話

加賀国(石川県)の陶工、号は香山。
1790年(寛政二)越中国(富山県)射水郡佐賀村に生まれ、のち金沢に住んです。
1807年(文化四)木米から製陶を学び、次いで独立して楽焼を業としその製品を「卯辰楽焼」と称しました。
文政年間(1818-30)武田民山が春日山窯を再興した時そこの職長となりました。
1856年(安政三)没、六十七歳。
その弟の幸助は文政年間吉田屋窯の絵付工でありました。
また金沢の陶画工笠間秀石は平吉の子。
(『九谷陶磁史』)

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